犬の目やに、これって大丈夫?緑の目やには危険信号!

アイキャッチ犬

犬の目やにって病気?緑の目やには危険!?

 

こちらの記事は大変長い構成になっています、最後まで読んでいただく事により飼主様が得られる効果が2点あります。

➀ 目の健康状態を、一早く把握できる。

② 日常生活において、目の適切なケアのやり方がわかる。

是非最後までお読みいただきお役立てください!!

 

愛犬を撫でているときや写真を撮る時など愛犬の顔を見たときにあれ?目やにがついてる?と気づいたことはありませんか?

 

おやつを欲しがっているときや何かをして欲しい時、じっと見つめてウルウルしている愛犬をふと見ると、あれ??目やに?ということ、ありますよね。

 

そんな、涙や目やには少しなら問題ないことも多いですが、出過ぎているのはよくありません。そこで、今回は犬の目やにについてお話ししていきます!

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犬の目やにって病気?緑の目やには危険!?

 

目やにってなんで出るの?

目やには、正式には目脂(がんし)と言います。

 

結膜などから分泌されるムチンという粘液を主成分に、新陳代謝で剥がれ落ちた細胞や老廃物、ゴミなどが混ざってできたものです。これは人間と一緒ですね。

 

少量の白や黒、茶、灰色の目やにであれば、異常ではありません。

 

朝、犬の目のふちや目頭についていた目やには、昼間はまばたきによって涙とともに目頭に流されます。しかし、睡眠時はこのような作用がないため、健康な犬でも起床時には目やにがついているということはあります。

 

このように、正常な新陳代謝によって出る目やにと、炎症や感染などの目の病気によって生じるものの2種類が目やにには存在します。

 

犬の目やにの種類

 

正常な目やにとは 

寝起きの目やに

朝起きた時に、犬の目元についている目やにを見たことありませんか?

これは私たちひとと同じように、寝ている時に目が半開きになっていて乾燥してしまうため、乾燥を防ぐために目の脂分が分泌され、それが目覚めた時の目やにとして目頭についています。

なので、この場合生理現象のためほとんどが問題ないことが多いです。

 

シニア犬の目やに

犬は代謝が衰えてくると、目やにが増えることが多いです。

これは、年齢と共に涙の量が減るため、目の老廃物を流し出せずに目やにが増えます。

豆知識

正常な目やにに対しては、日々のケアでカバーできることも多いです。

そのケア方法は、ホットパック!蒸しタオルで5分程度目に当ててあげて、眼瞼の血液循環をよくすることで涙の分泌を促し、目を保湿する効果があります。

初めはやや抵抗していても、次第に気持ち良いのか、ホットパックを催促してくるようになる子が多いです!ただ、蒸しタオルだとすぐに冷めてしまうのが難点。。。

これは、遠赤外線が出るので獣医眼科医もお勧めしています。

 

ホットパック、これでもOKですよ ⇩⇩

異常な目やに注意! 

これらの目やにには要注意です。

・目やにの量が急に増えた

・黄色の目やに、黄緑色の目やに

・ねっとりした目やに(粘度がある)

・眼球にべったりつく目やに

 

 

炎症が原因で出る目やに

炎症や刺激でも目やにが発生します。

ぶつけたり、爪でひっかいたりと行った外傷が主な原因のことが多く、角膜に傷ができると目やにや涙が過剰に出ます。

*目やにだけでなく愛犬が目をいつも以上に擦っていたり、目をパチパチさせたり、目を気にしているようであれば、早急に病院へ行って診てもらういましょう!

目やに 犬

 

目ヤニを取るならこれ! ⇩

犬の目やにが、緑は危険?臭いニオイもするのは、重症??

犬の目やにが臭い場合、病気の可能性があるので、早めに動物病院を受診しましょう!

~原因~なぜ目やにが臭くなるのか?

なぜ目やにが臭くなりやすいのかというと、正常な場合でも目やにには水分や適度な温度があるため、雑菌が繁殖しやすい環境にあります。

そのため、目やにを法理しておくと、悪臭が発生することがあります。

トイ・プードルなどの涙の多い犬種は、目やにが臭くなりやすいので、毎日数回拭いてお手入れをしてあげましょう。

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~考えられる病気~

次のような7つの目の病気が考えられます。

✔︎結膜炎

結膜は、白眼の表面からまぶたの裏側まで覆う粘膜で、外界に接しているので刺激を受けやすく、炎症を起こしやすい部分です。

結膜炎の原因で最も多いのは、最近やウイルス感染によるものです。

またアレルギー症状として現れることや角膜炎やドライアイ、まつげの異常などから二次的に起こることもあります。

症状としては、結膜が赤く腫れ、涙がふえ、黄色や黄緑色の目やにがでます。

全身の健康状態が悪かったり、免疫力が落ちていたりすると、細菌やウイルスに感染しやすくなり、結膜炎を併発することもあります。

 

✔︎角膜炎

角膜は、黒目の部分を覆う透明の膜で、外部環境から目を保護するとともに、光を透過させる働きを持っています。

この部分に異物が入ったり、擦ったりして傷がつくと炎症が起こります。

鼻が短く眼が大きなシー・ズーやパグ、フレンチブルドッグなどの犬種は、草むらなどで目を傷つけたり目をぶつけやすかったりするため、角膜炎が起こりやすい傾向にあります。

角膜炎では、強い痛みを生じ、目をしばしばさせ涙の量や目やにが増えます。

放置すると角膜の表面が白く濁り輝きがなくなり、さらに進行すると角膜に穴があき、失明に至ることもあります。場合によっては眼球を摘出する事態にもなりかねません。

 

✔︎ドライアイ(乾性角結膜炎)

涙腺の異常により涙が十分作れないと、角膜や結膜に炎症が起こります。

ドライアイの原因は、ジステンパーウイルス感染や炎症、涙の分泌に関係する神経の異常などによるものがありますが、免疫介在性(免疫細胞が自分の涙腺細胞を破壊する)によるものが最も多いとされています。

シー・ズーやパグ、ペキニーズは、他の犬種よりも発生率が高くなります。

*実はすごい!涙の主な役割4つ*

1、目の洗浄

2、目の殺菌

3、角膜、結膜の表面に潤いを与える

4、角膜に対する酸素や栄養供給

 

✔︎まつ毛の異常

逆さまつげやまつ毛が重なって生えたり、生える向きが不規則だったりすることによって、まつ毛が眼球にあたり、角膜炎を起こします。

 

✔︎麦粒腫

まぶたの縁にあるマイボーム腺は、皮脂を分泌し、涙の蒸発を防ぎ、そして目から涙がこぼれ落ちるのを防ぐ役割を持っています。

マイボーム腺に細菌が感染して化膿性の炎症が生じたものを麦粒腫といい、まぶたが赤く腫れ、痛みを伴い、涙や目やにが増えるなどの症状を示します。人では、ものもらい、めばちこ、と呼ばれています。

 

✔︎眼瞼内反症・外反症(がんけんないはんしょう・がいはんしょう)

眼瞼内反症は、まぶたの縁の一部もしくは全体が内側に反転し、まぶたの被毛が眼球に接触してしまうものです。

一方、眼瞼外反症はまぶたの縁が外側にめくれ結膜が表に露出してしまうもので、先天性のものが多く、セント・バーナードやブルドッグ、ボクサーによく見られます。

いずれも角膜や結膜が刺激を受けて、炎症が起こりやすくなります。

 

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犬の目やにが緑で、しかも充血してる!!

◯犬の目やにが急に増えてきた場合
◯目やにの色が黄色や黄緑色の場合
◯結膜の充血(眼が赤い)
◯羞明(目を眩しそうにシバシバさせる)
など、目やに以外の目の症状を伴う場合は、感染症や炎症など何かしらの目の病気にかかっている可能性が高いため、早急な治療が必要です。

動物病院では目やにの色や状態(粘度など)を確認し検査するため、受診する前は目やにを取りすぎないようにして下さい。

 

また、問診ではいつ頃から目やにが出るようになったか、目やに以外に症状がないかなどを確認させてもらうため、それらをメモしたものを持参するといいでしょう。

 

犬の目やには、緑内障のサイン!

目やにが緑色で臭いがする時に疑われる病気には、上記にあげた病気以外に、怖い病気として知られている「緑内障」があります。

 

緑内障は、視神経や網膜に変化を起こして視力を失う恐れがあります。

眼球内は眼房水(がんぼう)という液体で満ちています。

 

常に眼房水は分泌を繰り返し、一定の量を保っているので、眼圧も一定に保たれます。しかし、なんらかの障害により一定に保たれなくなると、眼球内の眼房水の量が多い場合は眼球が硬い、少ないと柔らかい、となります。

 

一般的に緑内障は、眼房水が増え眼球の圧が上昇することにより、視神経に障害を起こす病気です。緑内障になると眼圧の上昇が起きるため、痛みが起き、犬は目をしばしばさせたり、充血がみられたり、そして黄色く、粘着性の高い目やにが見られます。

 

治療は、眼圧を下げるための点眼薬や飲み薬、点滴治療などが効果的です。しかし、病状が進行し末期になると、治療反応は乏しくなり、視力の回復は困難となり、眼球摘出術が必要なこともあります。

 

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犬の目やにが緑!目薬はどんなもの使うの?

犬の目やにが緑色の場合には、どのような点眼を行うのでしょうか?

点眼といっても、液体の目薬だけでなく、眼軟膏という軟膏タイプの目薬もあります。

 

眼軟膏は、液体の目薬に比べ油分が多いため目の表面に残存する時間が長く、持続的な効果が期待できます。点眼方法は、液体タイプと同じ。軟膏と言っても、点眼すると目の体温によってすぐに液状化するため、難しくはありません。

 

点眼方法に関しては、後ほど説明していきますね。

それでは、まず簡単に病気別に見てみましょう。

 

✔︎結膜炎

結膜炎の原因で最も多いのは、細菌やウイルス感染によるものです。基本的に抗生剤の点眼薬を使用していきます。液体の点眼薬や眼軟膏タイプの点眼が処方することが多いでしょう。

 

✔︎角膜炎

角膜は、眼に異物が入ったり、擦ったりして傷がつくと炎症が起こった状態です。

抗生剤のほか、傷を修復する角膜障害治癒剤、保湿の点眼薬を処方されます。状態により頻回な点眼が必要なこともあります。

 

✔︎ドライアイ(乾性角結膜炎)

涙腺の異常により涙が十分作れないと、角膜や結膜に炎症が起こります。

ドライアイの原因は、ジステンパーウイルス感染や炎症、涙の分泌に関係する神経の異常などによるものがありますが、免疫介在性(免疫細胞が自分の涙腺細胞を破壊する)によるものが最も多いとされています。

シー・ズーやパグ、ペキニーズは、他の犬種よりも発生率が高くなります。

点眼は、保湿の目薬になります。乾燥の状況により何種類かの点眼薬を併用して維持していくこともあります。

 

✔︎まつ毛の異常

逆さまつげやまつ毛が重なって生えたり、生える向きが不規則だったりすることによって、まつ毛が眼球にあたり、角膜炎を起こします。基本的には動物病院でのまつ毛抜きを行うことで改善します。

 

✔︎麦粒腫

まぶたの縁にあるマイボーム腺は、皮脂を分泌し、涙の蒸発を防ぎ、そして目から涙がこぼれ落ちるのを防ぐ役割を持っています。

マイボーム腺に細菌が感染して化膿性の炎症が生じたものを麦粒腫といい、まぶたが赤く腫れ、痛みを伴い、涙や目やにが増えるなどの症状を示します。

人では、ものもらい、めばちこ、と同じもので、抗生剤の点眼薬での治療となります。改善には2-3週間要することが多いです。

 

✔︎眼瞼内反症・外反症(がんけんないはんしょう・がいはんしょう)

眼瞼内反症は、まぶたの縁の一部もしくは全体が内側に反転し、まぶたの被毛が眼球に接触してしまうものです。

一方、眼瞼外反症はまぶたの縁が外側にめくれ結膜が表に露出してしまうもので、先天性のものが多く、セント・バーナードやブルドッグ、ボクサーによく見られます。いずれも角膜や結膜が刺激を受けて、炎症が起こりやすくなります。

基本的に外科で内反もしくは外反しているまぶたを整形する必要があります。目の外観が変わるため、軽度であればまつ毛抜きで経過を見ることもあります。

 

上手に「目薬」を差す方法は?

 

治療で点眼が必要になることはよくありますが、たいていの犬は目薬が苦手です。

それは、飼い主さんが犬の正面に立って、前から差すからです。

先端の尖った目薬が目に飛び込んできそうで恐怖を感じるのです。

 

目薬を差す際は、飼い主さんは犬と同じ方向を向いて抱っこし、瞼を上に引っ張って、頭の後ろから目薬が視界に入らないようにして差します。

 

<目薬の差し方>

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また、「点眼は痛くないし、大したことではない」ことを教えるのも大事です。

目薬は1日2~3回差すことが多いので、例えば朝晩の食事前に点眼し、そのままの流れで食事をあげて気を紛らせるのも一つの方法。気負ってやるのではなく、日常の一部にしてしまうことで抵抗がなくなります。

犬の目の検査は、どんなことをするの?

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<シルマー試験>

細い濾紙をまぶたに挟み、しみ込む涙の量を測定する検査です。涙液量の低下により目が乾燥するドライアイの診断に用いられます。

 

<眼圧測定>

房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を測定する検査です。房水の生産量と排出量のバランスが崩れると変動します。目の炎症や緑内障の手がかりとなる重要な検査です。

 

<フルオレセイン染色>

特殊な色素を点眼し細隙灯顕微鏡で観察する事で目の表面の傷を確認する検査です。角膜の非常に乾燥している部分や傷が付いている部分が染色されます。

 

<スリットランプ検査>

拡大鏡を用い、細隙灯と呼ばれる帯状の光を目に当てて状態を調べる検査です。眼科検査の中でも重要な検査です。

 

<超音波検査>

眼球に超音波を当てて反射する波を画像化し、眼球内の様子を調べる検査です。眼球の大きさや角膜の肥厚を測定し比較出来ます。また眼内出血、眼内腫瘍の有無の検査としても有用です。

 

<眼底検査>

眼底鏡というレンズを用いて瞳孔の奥にある眼底を観察する検査です。眼底の血管、網膜、視神経を観察します。目の奥の病気を調べる時に行います。

 

目やにの家庭でのケア方法を紹介!

【目薬でゴミを出す】

目の中に入ったゴミを取り除くには、目薬を使いましょう。

目薬はもちろん、犬用のもので刺激が少ないものを選んでください。あまり一般では売られていないので動物病院でもらうか、一度獣医師に相談してみましょう。

 

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コットンや綿棒で優しくケア】

コットンや綿棒をぬるま湯で濡らしてそっと拭き取ってあげましょう。

最初はコットンの方が良いかもしれません。ぬるま湯が目に入ると刺激となるので、拭き取る時には注意が必要です。

綿棒のような先が細いものが目に正面から近づいてきたら怖がる子もいるので慣れてくるまでは綿棒は使わない方がいいでしょう。

また、取れにくい場合でも強くこすってしまう目や鼻などを傷つけてしまうため、無理に取るのは止めましょう。ティッシュは粗く、傷がつきやすいため、使わない方は良いです。コットンなどを活用しましょう。

 

【ふやかして取り除く】

乾燥して目元の毛に絡まりながら固まっている目やにには、ふやかして取ることをお勧めします。

温かい蒸しタオルやガーゼを目元に当てて、柔らかくしてから取ってあげると取りやすくなります。

また、シャンプーをする予定があったらシャンプー時についでに取ってしまうと良いでしょう。

 

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まとめ

ふとした時に、気づく目やに。大した事ないかなと思いつつも意外に目の病気の症状だったり、なかなか判断が難しいと思います。病気に気づかず放置してしまうと重症化してしまい、失明に至ることもあります。

そのため、日頃から愛犬の目の様子をよく確認し、目やに量が急に増えた、黄色から緑色の目やにが出ている、結膜が充血している、片目をつぶるようにしているなどの症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

また、今回の記事を参考にしていただき、生理的な目やになのか病的なのか判断してみてください。

特に、点眼するときや目やにを取る時は、犬が怖がらないように頭部からゆっくり優しくストレスなくケアしてあげましょう。細かい症状を把握してあげる事で、病気の早期発見につながります。ちょっとした症状のサインも、見逃さずにチェックしてあげましょう。

 

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