・叱っても通行人に対して、吠えちゃう
・おやつを与えても、無駄吠え中は興味を持ってくれない
・何をやっても、ダメ。どうしたら、無駄吠えやめてくれるの?
この記事を読みに来られた方は、そのような悩みを持っていると思います。そして、この記事を読まれた方のほとんどが、なんとなく自分自身で犬にしつけをしてきたけど、なかなか改善がない方がほとんどなのではないでしょうか?
この記事では、現役臨床獣医師がそのことに答えています。
なぜ無駄吠えが止まらないかという理由として、犬の立場から見ると、吠えることに当然の理由があるからです。記事の前半ではなぜ吠えるのかを検証し、記事の後半では、無駄吠えに対する対処法について具体的に解説します。
この記事を読み終えることで、「無駄吠え」について理解できるだけでなく、自身の犬に適した無駄吠え防止の方法が身についた状態になります。
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通行人に対して吠える犬には、理由がある
通行人に対し、犬が吠えるには、それなりの理由があるんです。
犬が通行人や訪問者に吠える理由のほとんどが、縄張り意識や警戒心。
自分や大切な家族、仲間が暮らす家(縄張り、テリトリー)に、見知らぬひとが入ってくることに対する警戒心から、「出ていけー!!」という気持ちから警戒して吠えるものです。
それを頭ごなしに吠えたことに対して「ダメ!」と叱るのは、犬にとっても納得がいかないもの。そうするとなかなか吠えるのをやめないことにつながります。
このように、通行人を吠える犬に対してしつけを行う前に、まずどうして愛犬が吠えるのかを理解して、吠えている犬の気持ちをきちんと対処してあげることで無駄吠えを改善できるケースは多くあります。
そのため、無駄吠えに対して、
- 愛犬がなぜ吠えるのかを理解する
- 吠えなくて済む環境にできないか考える
- 飼い主の考え方を変えることで解決できないか検討する
これらの手順で考えてあげると、犬のストレスを軽減し無駄吠えを大いに軽減できるでしょう。
無駄吠えの多くの理由がこれ!
吠える理由が分かっても、なぜ叱っても犬は吠えることをやめさせられないのか。
それは、吠えた時私たちが注意してもそれを怒られていると認識しておらず、むしろ吠えたことによって犬の目的が達成したという成功体験があるから。
そのことを理解し対策が取れるように、詳しく原因をお話していきましょう。その原因は3つです。
原因はこの3つ
無駄吠えする原因は主にこの3つに分けられます。
- 吠えたら逃げるという成功体験
- リードを引っ張ったりすると気が強くなる
- トラウマになっている
詳しく原因を説明していきます。
吠えたら逃げるという成功体験
例えば通りすがりの通行人に対して犬が吠える状況の場合、通行人の立場から見ると”ただ通り過ぎているだけ”ですが、犬から見ると「逃げていった!」と勘違いしている可能性があります。
さらに通行人が少しでもびっくりしたり怖がる反応を見せれば犬の気持ちは強化されていきます。
この行動は、”来客が来たら吠える””ご飯をくれと吠える”など、いわゆる「要求吠え」「無駄吠え」をする犬に見られやすい傾向があります。
日々の生活から犬のそれらの”要求”を通さない関係づくりが重要です。
とは言っても、その関係づくりを作るのは大変です。
リードを引っ張ったりすると気が強くなる
飼い主さんがリードを持った時や抱っこした時だけ、吠えて強気になるタイプの子もいます。これは、小型犬に多い傾向があります。
基本的に臆病で気が小さいタイプですが、飼い主さんがリードを引っ張ったり、抱っこしたら急に強気になって吠えまくってしまう子は、飼い主さんが犬の気を強くしてしまっています。
そのため、飼い主さんのその間違った対応を改める必要があります。
トラウマになっている
犬は、飼い主さんの気付かないうちに特定の人や物に苦手意識や警戒心を持ってしまうことがあります。例としては、「男性・子供・黒い服・自転車やバイク・キャリーケースを引いている」などなど。
例えば、高い声で突然子供が近寄ってきて怖い思いをしたために子供が苦手となってしまった、嫌なことがあった時に「黒い服を着た人が歩いていた」と言ったような偶然が重なり苦手となってしまうこともあります。
これらに関しては、それらの負の感情(トラウマ)を根気よく払拭してあげることが必要となります。
吠えさせないためには?
なぜ犬が吠えるのか理解できたところで、次のステップが、
- 愛犬がなぜ吠えるのかを理解する
- 吠えなくて済む環境にできないか考える
- 飼い主の考え方を変えることで解決できないか検討する
吠える理由が分かったら、「吠えなくても済む環境」を作ってあげられないかを考えます。
例えば室内から通行人に吠える犬の場合は、家に近づく人を危険人物として警戒していることが考えられます。そのため、カーテンを閉める・窓の下半分に目隠しをして通行人を見えなくするなどの対策をすれば無駄吠えが軽減する可能性があります。
それでは、これから詳しく対策方法についてお話ししていきます。
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ここまでこの記事を読まれた方のほとんどが、なんとなく自分自身で犬にしつけをしてきたけど、なかなか改善がない!という方がほとんどなのではないでしょうか?そういった方が対策方法を調べている中で、無駄吠え防止グッズに一度は目に触れたことがあると思います。
実際に首輪タイプの無駄吠え防止グッズをつけて来院されるわんちゃんもいて、私自身は効果があるんだな~と実感しています。
まず、気になる無駄吠え防止グッズについてお話ししていきます。
おすすめの超音波グッズ
私個人的には、無駄吠えに対する超音波グッズでおすすめする商品は「ワンブル」です。
このような犬に使うグッズで大切な点が3つあります。
犬に使うグッズで注意すべき点
・犬が嫌がらない
・即効性がある
・使い方が簡単
この「ワンブル」はこれらの条件を満たしてくれるグッズであり、比較的効果も高いと判断できる商品なので、お勧めします。
詳しくワンブルの特徴を見てみましょう。
無駄吠え防止グッズ「ワンブル」をおすすめする理由は、この3つ!
>>公式サイトは、こちらから【ワンブル】
無駄吠え防止グッズ「ワンブル」をお勧めする最大の理由はこの3つです!
- 簡単で誰でも使える
- 犬への安全性
- コスパ
詳しく解説していきます。
①簡単で誰でも使える
ワンブルの使い方はとても簡単です。
使い方
まずワンブルを愛犬の首に、首輪のように装着します。
無駄吠えした瞬間に飼い主さんが、リモンコンのボタンを押すだけです。
そうすると、「ワンブル」からわんちゃんの嫌悪感覚を刺激するものが発せられワンちゃんが無駄吠えをやめます。
またリモコンの遠隔許容範囲が広いのも、「ワンブル」の特徴でしょう。
リモコンで操作するグッズの中には、至近距離でないと反応してくれないものが多くあります。その場合、無駄吠えしている犬に近づいてリモコン操作をする必要があり、人が犬に近づくことへの不信感を与えかねません。
「ワンブル」は障害物がない場合であれば、30メートル離れた場所でリモコン操作が可能です。
他の部屋にいたり、2階にワンちゃんがいる状況下でも使用可能です。誰でも簡単に使える商品であることは、しつけにいてもとても重要な意味があるんです!
犬をしつけする際、家族全員が同じ叱り方で統一しないと、犬は混乱し、無駄吠えがなかなか治らない原因になってしまうんです。愛犬が同じように無駄吠えしても。叱る人と叱らない人がいると愛犬はどういう時に叱られるのか理解できず、無駄吠えが治りません。
なので、ワンブルでご家族皆の叱る状況や叱り方を統一することで、犬はすんなりと受け入れてくれるようになります。
②犬への安全性
「ワンブル」は3つの機能を使用し、無駄吠え防止をさせるグッズです。
3つの機能
・音機能
・振動機能(8段階のレベル調整可能)
・電気機能(16段階のレベル調整可能)
もちろん、これら全ての機能において、犬への安全性は検証されているため安心して使用できます。
電気機能に関しても、犬の抵抗力は【1KΩ~2KΩ】とされていて、ワンブルから発生される電気の抵抗力は【22.55Ω】なため、ごく低い電力での刺激です。そのため安心して使用できます。
ただ、ここで注意したいのが愛犬の性格。
「ワンブル」の3つの機能のうち”振動機能””電気機能”に関して、過敏な犬は恐怖心を感じてしまい、振動や電気刺激に怯えるようになり、「ワンブル」を使用することを怖がってしまう子もいます。
個人的には音機能を中心に使用されることをおすすめします。それでもあまり効果が感じられない場合は、弱い振動機能やごく低い電気刺激機能を利用してみると良いでしょう。
>>ワンブルについて、詳しく記事に書いています。
・散歩中に叱っても、通行人に吠えちゃう・・・ ・おやつを使っても、おやつに興味を示さないで、無駄吠えをやめない・・・ ・何をやってもダメ!どうしたら、無駄吠えやめてくれるの? この記事を読み[…]
③コスパ
ワンブルは120日間の返金保証付きなので、とても良いグッズです。3ヶ月間使用したら、無駄吠えに対して効果があるかしっかり判断でき、商品を吟味することができます。
たいていこういったグッズは返金保証はついていないし、補償がついていても短期間なので、家族想いのサービスです。
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特徴
ここで、無駄吠え防止グッズ「ワンブル」の特徴をまとめておきます。
①誰でも使える!
②犬への安全性が高い
③コスパが良い(保証期間も120日間!)
④専門家にメール相談ができる
保証期間だったりしつけ相談ができたりと、他の商品にはない特徴があり、家族の悩みに寄り添った商品と感じます。
ただもちろん良いことばかりではなく、デメリットもあります。私が感じたデメリットを紹介します。
犬の性格も関係することではありますが、そのデメリットというのは、無駄吠え防止グッズの不快な音や振動によるストレスでそれがかえって逆効果になり、音や振動に過敏になりすぐ怯えてしまう性格になってしまったり、怖がりさんになってしまうリスクがあるということです。
またその他のデメリットとしては、もちろん「ワンブル」は安全性を確保して製造されていますが、電流によって火傷などのリスクが多少なりともあることが考えられます。そのため、「ワンブル」を購入する場合、その子がビビりな性格なのか、怖がりの性格かを十分考慮してから購入すると良いでしょう。
とは言え、顧客満足度も高い、「ワンブル」。無駄吠え防止はなかなか飼い主さんにとって、ハードルの高いしつけです。
これからは、無駄吠えグッズを使用しない対処法についてお話ししていきます。
この部分を読んで、ドキッとする人多いのはずです。知らず知らずのうちにやっている行為が実は間違った対処法だったりします。しっかり読んで、これらの対処をしないようにしましょう。
おすすめしない対処法
犬が通行人に吠えた時にしてはいけない、対処法があります。
これって意外と無意識に吠えた時にやってしまっている方法だったります。この対処法をしてしまうと、犬はかえって、吠えたことが”良いことをした!”と勘違いして、さらにエスカレートして吠えてしまうことにつながりかねません。
お勧めしない対処法 3つ
・リードを引っ張る
・犬を抱っこする
・犬を叱る
おすすめしない対処法 ①|リードを引っ張る
意外とやりがちな行為です。
通行人に対して吠えている時に、リードを引っ張って止めようとすると、犬の緊張や不安を助長させ、結果として吠える行動を悪化させることがあります。
おすすめしない対処法 ②|犬を抱っこする
これは、吠える行動が飼い主さんの愛情を引き出し、”飼い主さんも守ってくれるから、頑張って追い返さなきゃ”と間違ったメッセージを犬に与えてしまいます。
犬は、吠えることが報酬になるとも捉え、吠える行動は強化されてしまうことにもつながります。
おすすめしない対処法 ③|犬を叱る
吠えている犬を叱ると、犬は「吠えると飼い主の注意を引ける」「飼い主さんが応援してくれている」と理解する可能性があります。よって、犬はさらに吠えてしまうことになります。
また、叱られて怖がる犬は、さらに恐怖心から吠えるなどのストレス反応を示すことがあります。
これらの行為は一見、犬の吠えを止めるための対応と思ってしまいますが、逆に無駄吠えを深刻化させる可能性があるんです。
以上、やりがちだけど、実は逆効果になる可能性の対処法をお話ししてきました。ではどんな対処法が適しているのでしょうか?獣医師である経験も踏まえ、説明していきましょう。
散歩中に通行人に吠える場合の6つの対処法
散歩中に犬が通行人に吠える場合の対処法についてご紹介します。
散歩中に犬が通行人に吠える場合の取るべき対処法
通行人と距離をとる
↓
飼い主さんや別のものに注意を向ける
↓
愛犬に通行人が見えないようにする
↓
吠える前にアイコンタクトをとる
↓
吠えているときに叱らないようにする
↓
吠えないようになったら褒める
↓
暗くなる前に散歩に行くようにする
これらの行動にはそれぞれ意味があるんです。詳しく解説します。
通行人と距離をとる
犬が人や他の犬に対して警戒心を示す時、多くの場合はその相手とのこ距離が近すぎることが原因です。
まずは通行人との距離取ることを試みてください。適度な距離をとることで、愛犬の緊張感を和らげ、吠える衝動を軽減することができます。
飼い主さんや別のものに注意を向けるようにする
通行人と距離を空けたら、今度は通行人に向けられている注意を別のものに向けることを心いてください。
例えばおやつやおもちゃを使用して犬の注意を引きつけ、犬が他人に吠えるのをやめさせることにつながります。「お座り」「お手」などの基本的なコマンドを使うことで、犬の注意を引きつけましょう。
愛犬に通行人が見えないようにする
愛犬が通行人をみることができないようにすることも有効な対策の一つです。
散歩中に他の人や犬をみると興奮してしまう犬は、視覚的な刺激を最小限に抑えることで、吠える可能性を減らすことができます。
吠える前にアイコンタクトをとる
また通行人に対して吠える犬は、吠える前にアイコンタクトをとることも有効な手段です。吠える行動の兆候を見つけ、その瞬間に犬の視線を惹きつけることで、その行動を中断させることにつながります。
犬が吠える前に視線を自分に向けるように訓練すると良いでしょう。
吠えているときに叱らないようにする
これは、おすすめしない対処法でもお話しすることですが、絶対に吠えているときに叱らないよう注意しましょう。
犬が吠えている時に叱ると、犬はそれを「吠えると飼い主さんの注意が引ける」「一緒になって吠えてくれて、応援してくれている!」と解釈する可能性があります。その結果、吠える行動がさらに強化されます。
よって、愛犬が吠えるときは無視することが最善の対応策になります。吠える行動が報われないことを犬が理解できれば、その行動は自然と減少します。
暗くなる前に散歩に行くようにする
犬は視力が弱い動物です。
夜間や薄暗い環境下では、視力がさらに低下し、警戒心が高まります。そのため、散歩は暗くなる前に行いましょう。明るい時間帯に散歩を行うことで、周囲の状況を明確に認識し、通行人や他の犬に対する不安を減らすことができます。
以上、散歩中に犬が通行人に吠えるときの対処法をお話ししてきました。愛犬の行動とその気持ちを理解し、適切な環境を提供しつつ適切な対応をしてあげることで、散歩時間をより楽しく、平和に過ごすことができますよ。
それでも無駄吠え治らない!!その時の対処法6つ
紹介した方法でも、無駄吠えが治らないこともあります。特に、2歳以上の成長期がすでに終わり成人してしまった犬は、なかなか頑固な無駄吠え癖が残っています。そんな時は、これから紹介する6つの対処法を試してみるといいでしょう。
①首輪・リードを見直そう
まずリードの扱い方を変えてみましょう。
リードを上に引っ張る
リードを引っ張るときは、通常犬にとって斜め後ろに引っ張る形になります。そうすると、犬は抵抗し、もっともっと進もうと前傾体制になり、その気持ちから無駄吠えが収まりません。
無駄吠えを抑えるには、「興奮させないようにする」「興奮したとしても速やかに」すること。
吠えた時には、リードを上に引っ張ることが大切です!
上に引っ張られると、犬は踏ん張る力が弱くなり、すると力が入り切らず諦め、落ち着きます。そしたら、”おすわり”や”まて”などのコマンドをしてあげ、落ち着かせた状態にすると吠えることをやめます。
リードを引っ張る時のコツ
リードは短く持って何度か優しく少し上にあげましょう。
首を痛めてしまうので、前足が浮くほど強く引き上げないようにだけ、注意しましょう。ただ、これで犬が認識してくれるのには、少し時間が必要です。通行人に対して吠えている最中、引っ張り続けていても吠えているときは、根気よく上に引っ張り、落ち着いたタイミングで褒めてあげましょう。
それでも、なかなか吠える続けることは、次のことをやってみましょう。
リードを踏む
リードを上に何度か引っ張っても落ち着かず吠える場合は、次のステップ「リードを踏む」へ移行します。
リードを踏むと、それ以上犬は前傾姿勢が取れません。そして犬の興奮状態をしずめ落ち着かせるようにします。
方法
前から通行人が歩いてきて、「吠えそうだな」と思ったらその場に立ち止まり、ユックちとリードを踏みます。勢いよくリードを踏むと、グッと引っ張られ首を痛めてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
*注意点*
・成犬や保護犬にいきなり行為を行うとパニックを起こす場合もあります。決し無理せず上に引っ張る行為を行なってみてください。
・ベルトタイプやバックルタイプの首輪、ハーネスの場合は踏むと脱走される可能性があります。
・このトレーニングを行う際はハーフチョークカラーやリミテッド・スリップ・カラーで行いましょう。
ハーフチョークカラーを利用する
ハーフチョークカラーという首輪は、愛犬が散歩中にリードを引っ張ったり、威嚇したり、拾い食いなどをすることを防止するために使用します。
特徴
通常の首輪はベルト式やワンタッチタイプとなりますが、このカラーは半分がチェーンで出来ているのは特徴です。
飼い主がリードを引くと、程よく首が閉まり自制を促すことができます。また着脱もしやすく、慣れると輪を広げると自ら入ってくれます。さらに、ベルト式などの首輪に比べ脱走もしづらくなっています。
より、愛犬の首への負担を減らしたい場合は、「リミテッド・スリップ・カラー」がおすすめです。
リミテッド・スリップ・カラーはふわふわ素材が首に優しいチョークカラー。チェーンを使ったハーフチョークよりも首あたりがソフトで毛切れも起こしにくいメリットがあります。
ショルダーリードを用意する
肩掛けタイプのリードです。
両手が空くのが、最大のメリットです。無駄吠えした際には、空いた手でリードをコントロールし、犬をしつけることが出来ます。
ショルダーリードの他のメリットとしては、愛犬が突然興奮して走り出した時に、リードを離してしまう心配がありません。また両手が空くので、排泄の処理や愛犬の写真を撮影するにも適しています。ただ、大型犬など引っ張りの強い犬に対しては、飼い主が転倒する恐れがあるので注意が必要です。
>>気管虚脱や腰が弱い犬は、こちらのハーネスがおすすめです。おすすめハーネスの記事はこちらから。
皆さんは、首輪とハーネス、どちらを使っていますか? それぞれにメリット・デメリットがありますが、獣医師目線から選ぶならば、ハーネスをお勧めします。 なんといっても、首や気管に負担がかからないという点がハーネスの良い点と言える[…]
②吠えても抱っこしないようにする
結構やりがちなのが、この吠えてしまった時に抱っこしてしまう行為ではないでしょうか?
この行為は良かれと思っていても、実は逆効果になります。
抱っこされることで目線も上になるため、犬の気持ちは優越感が高まりより吠えるという負のループになります。そのため、吠えても抱っこしないようにしましょう。それでは、どうしたらいいのか?
そこを知りたい方はここをクリックすると、その項目に飛びます。
③散歩時間や散歩コースを毎回変える
犬は毎日決まった時間やコースの散歩を繰り返すと習慣化され、要求行動や縄張り意識が強くなる場合があります。
通行人に無駄吠えしてしまう犬の場合、できる限り、時間や散歩コースを変えることが無駄吠えの抑制することにつながります。そして一定の通行人にのみ吠えてしまう犬も、散歩時間や散歩コースの変更により、物理的に会わないようにすることで解決できることがあります。
④苦手な人、物にちょっとずつ慣らす
黒い服を着た人が苦手なら、知人にその色の服をきておやつを与えてもらうようにするなどを、苦手なことから嬉しい体験を少しずつ繰り返すことにより、苦手な人、物を克服できる可能性があります。
状況作りが可能な場合は、この方法を試してみる価値は大いにあります。
⑤家にいるときは外が見えないようにする
運動不足やストレスが原因となっている以外に、”窓の外を見て吠える”という行為が習慣づいてしまっている場合があります。
犬は通行人に対して吠えると、過ぎ去っていくため、吠えると人がいなくなると捉えてしまい、その経験が重なることで、どんどん吠える癖が強くなってしまいます。外が見えないように工夫するだけで、「警戒吠えが減る」ことが期待できます。
⑥運動や遊びを通してストレス発散させる
家の中から外に向かって吠えるという問題に対しては、運動不足やストレスが溜まっている、などの原因が考えられます。
外出し、体力を十分に発散していて精神的にも十分満足している犬は、家の中から外を警戒することが減り、落ちついて寝て過ごすことが多くなります。日々運動をしっかり行い、体力やストレスを発散させ、充実した毎日を送らせてあげましょう。
まとめ
犬が通行人に吠えるには、それなりの理由があります。
それは縄張り意識だったり、警戒心だったり。無駄吠え防止を成功させるには、その吠える理由を知って、犬の気持ちを解決させていくことが重要です。
犬が無駄吠えをする大きな理由は、この3つです。
無駄吠えする理由
・吠えたら逃げる、という成功体験
・リードを引っ張ったりすると、気が強くなる
・トラウマになっている
では、”それに対しての対策はどうしたら良いのか”という話ですが、この記事を読んでいるという方は、ほとんどの方が色々試したけど無駄吠えが改善なくて悩んでいる方だと思います。
そういった方に試していただきたいのが、「ワンブル」。「ワンブル」は無駄吠え防止の首輪です。
その特徴は、この4つ。
①誰でも使える!
②犬への安全性が高い
③コスパが良い(保証期間も120日間!)
④専門家にメール相談ができる
購入後の返金対応もしてくれるので試してみると良いと思います。
それでも、”無駄吠えに改善がない””無駄吠え防止グッズは使いたくない”という場合の対策法もあります。ただ、根気が必要です!毎日行い、習慣化つけるためにも今回よくこちらの対策を行いましょう。
まず初めに試すべき、散歩中に犬が通行人に吠える場合の取るべき対処法があります。
通行人と距離をとる
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飼い主さんや別のものに注意を向ける
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愛犬に通行人が見えないようにする
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吠える前にアイコンタクトをとる
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吠えているときに叱らないようにする
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吠えないようになったら褒める
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暗くなる前に散歩に行くようにする
これでも効果がないなら、次の対策を取りましょう。
・首輪/リードの種類を見直す・吠えても抱っこしないようにする
・散歩時間や散歩コースを毎回変える
・苦手な人/物にちょっとずつ慣れさせる
・家にいるときは、外を見えないようにする
・運動や遊びを通してストレス発散をする
いかがでしたか?ぜひ自身の子に合う対策法を見出し、心を理解して根気よく愛犬に教えてあげましょう。