フケが目立つな~
あれ?また体を描いてる?もしかして、皮膚病ぶり返した?
あれ?皮膚が赤い?これって皮膚病?
この記事では、繰り返す皮膚病や皮膚トラブルを解決できる記事になっています。
この記事では「保湿剤の選び方」について、後半では「おすすめする保湿剤と使い方」を解説しています。それだけでなく、皮膚の保湿に必要な成分についてもお話ししています。
この記事を読み終えると、ぶり返す皮膚の乾燥に対するケア方法がわかります。と同時に、保湿剤の形状による使い分けやインナーケアについて知る事ができ、犬の保湿ケア方法を身につける事ができます。
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獣医師がオススメする保湿剤 4選
この記事を読みにこられた方が1番知りたいのが、”どの保湿剤が良いのか?”ではないでしょうか?
これだけ使っていれば大丈夫!という保湿剤を知りたいはず。
だって、何度も皮膚病を繰り返し、身体をポリポリ掻いている姿を見るのは、飼い主さんにとっても辛いですよね。痒いのは、睡眠が障害されるほど辛いものです。そんなお悩みに解決すべく、まず獣医師がおすすめする保湿剤4選!からご紹介します。
獣医師がおすすめする保湿剤4選!
1位 AFLOAT DOG VETモイスチャライズフォーム 150g
2位 ダームワン
3位 ヒュミラック
4位 Ta-Ta
1位〜3位までは外用薬。4位はインナーケアグッズとなります。特に画期的なのが、インナーケアであるTa-Ta。犬の皮膚の保湿も、最近では外からのケアと内からのケアが重要と言われています。
そんな、インナーケアのTa-Taについても詳しくこの記事では説明しています。
【犬の乾燥肌におすすめ】効果的な保湿剤の選び方
犬の乾燥に効果的な保湿剤は、何を基準で選ぶのがベストなのでしょうか?
多くの方が、「広告をみて効果がありそう!」「口コミが良いから」となんとなく選んでいると思います。
当たり前のことかも知れませんが、基本的なこれらの3つの基準で選べば失敗はありません。この3つの基準で保湿剤は選びましょう。
保湿選びの3つの基準
・保湿力の高い成分が含まれている。
・皮膚への刺激は問題ないか
・香りはどうか
それぞれの選び方を詳しく見ていきましょう。
>>猫の保湿についても記事を書いています。
あれ?なんか、フケっぽい?? おうちの猫ちゃんのフケ、ありませんか? 実は、皆さんが悩んでいる猫ちゃんのフケ、根本に大きな病気が潜んでいることだってあるんです。 [word_balloon id="12[…]
保湿力の高い成分が含まれているか
効果的な保湿剤を選ぶための大きな基準は、まさに「保湿力の高い成分が含まれているか」につきます。
では、どういった成分がオススメなのか。
それは、
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
です!もちろん保湿成分としては、他にもありますが、この3つが重要です。これらの成分が多く含まれている商品であれば、犬にしっかりとした保湿を与えられるでしょう。
皮膚への刺激は問題ないか
保湿成分がしっかり含まれていても、その他の成分として皮膚を刺激する成分が入っていないか、確認することも重要です。
具体的に、皮膚に刺激のある防腐剤として、以下のものが挙げられます。
- フェノキシエタノール
- メチルイソチアゾリンオン
これらの防腐剤が入っていると、アレルギー反応を起こしてしまうことがあります。商品を購入する前に、
- 成分に防腐剤が入っていないか
- 獣医師や動物病院認定商品か
- 口コミをチェック
しておくと良いでしょう。
香りはどうか
意外と香りを確認することも、大切です。
保湿剤は意外と香りがあったりします。実際に良かれと思って処方した保湿剤の匂いが、飼い主さんにとってその香りが苦手で、使用できなかったケースもあります。購入前には、香りについても記載があるかチェックしておくことをオススメします。
犬の皮膚と保湿について
「毛並みが悪くなってきた」「毛が生えない」「皮膚がカサカサしている」と、悩んでいませんか?
シャンプーの影響や食事の影響ももちろんありますが、実はそれは、皮膚のバリア機能の低下が原因かもしれません。
その皮膚バリア機能の低下は、主に3つあります。
- セラミド不足
- コラーゲン不足
- 皮脂の酸化
そうなんです。ヒトと同様、犬の皮膚を良好に維持するには、この3つは切ってもきてない関係なんです。犬の体は毛で覆われているため、見た目では想像つきませんが、実は皮膚の厚さは人間の1/3ほどしかありません。そのため、犬の皮膚がとってもデリケートなんです!
ここから保湿についてお話しする上で、①セラミド ②コラーゲン ③皮脂の酸化 は重要なキーワードとなります。
是非この3つを覚えておいてくださいね。
保湿によって皮膚を乾燥や刺激から守る
健康な皮膚の子でも、シャンプー後には皮膚から水分が抜けやすい状態になっているので、シャンプー後には必ず保湿をしっかりしてあげることが大切です。
また、脂漏症や犬アトピー性皮膚炎などの皮膚病がある犬においては、特に皮膚の乾燥が著しく認められることも報告されています。そのため、健康な皮膚の子以上になるべく頻繁に保湿してあげることが大切です!
アトピーの好発犬種である「柴犬・シーズー、フレンチブルドッグ、ウェストハイランド・ホワイトテリア」などは特に子犬のうちからしっかり保湿する習慣をつけておくことをお勧めします。
保湿は、特にこんな子におすすめです。
- アトピーの子
- 乾燥肌の子
- 薬以外のもので肌の調子を整えて治療したい子
シャンプーで頻繁に洗いすぎてしまうと、本来皮膚を守るバリア機能である「脂」まで落としてしまいます。だからこそ、シャンプーで汚れや細菌を落として皮膚を清潔にした後は、しっかりと”保湿”をして、皮膚を整えてあげることが必要です。
保湿成分が含まれたシャンプー剤もあります。しかし健康な皮膚の子も乾燥する季節の変わり目や冬の時期は、リンスを併用すると良いでしょう。さらに特に乾燥が気になる子は、セラミド等の保湿力の高い保湿成分が含まれた保湿剤でのデイリーケアがおすすめです。
皮膚の構造を知って肌荒れの原因を知る
保湿剤といっても、獣医師でも把握できないほどたくさんの種類が存在します。
いったいどの保湿剤がいいのか?
どの保湿剤がいいかを判断するのは、難しいと感じている方多いはずです。でも、それを見極めるのは、実は簡単なんです!専門知識がなくとも簡単にその子にあった保湿剤を見つけることができます!
では、どの保湿剤がいいのか?
ズバリその答えは、皮膚のバリア機能を知れば簡単に判断できます。バリア機能は3つの成分で維持されていると、先ほどお伝えしました。
皮膚バリア機能3つ
①セラミド
②コラーゲン
③皮脂
それでは、皮膚のバリア機能3つについて深掘りしていきましょう。
原因①セラミド不足
動物の皮膚の表面の表皮は、何層かの上皮細胞から作られています。
その細胞同士は、表皮間脂質と呼ばれる油の成分でつなげられています。その表皮間脂質が皮膚を乾燥から守ってくれています。その表皮間脂質の成分にセラミドがあります。
特にアトピー性皮膚炎と診断された子は、このセラミドが不足して表皮から水分が逃げてしまい乾燥肌になりやすく、表皮の隙間からアレルギー物質や病原体が入り込みやすくなっているます。
アトピーでなくても、シャンプーで必要以上の脂を落としすぎてしまいセラミドを失い、皮膚がカサカサしたり艶が無くなり、皮膚炎に至ってしまうことがあります。
原因②コラーゲン不足
表皮の下には、真皮という層があります。
この真皮に毛細血管や毛根、神経細胞があります。そして、その真皮を構成しているのが、コラーゲンです。
なんらかの原因でこのコラーゲンが分解されたり作れなくなったりすると、表皮にも栄養が届かなくなり、皮膚が薄くなり脆くなって剥がれやすくなります。
トイプードルやロングコートの小型犬は、コラーゲンのトラブルが多いと言われています。コラーゲン不足はヒューマングレードの品質のよいフードを食べていても、犬種によって必要な量が異なり、コラーゲン不足は起こります。そのためサプリメントで補うと良いでしょう。
>>トイプードルや小型犬にはコラーゲンのサプリメント「Ta-Ta」がおすすめ!
原因③皮脂の酸化
皮脂は、汚いものというイメージがあるかと思いますが、皮膚の状態を良好に維持にするため必要不可欠の成分です。
皮脂はそもそも毛根の隙間を埋めたり、皮膚の表面から水分を蒸発するのを防ぎ、保湿の役割をします。また過剰な菌の増殖を防いだり、皮膚バリアを高める働きをしています。
そんな皮脂を分泌する皮脂腺とアポクリン汗腺は、背中に多く分布しています。
皮脂の分泌が過剰になったり皮脂の酸化が進行すると、皮膚のバリアは低下します。
皮膚のバリアが低下すると、皮脂を餌に増殖するマラセチアという酵母様真菌が増えすぎたり、酸化した油脂が過酸化脂質と呼ばれる化学物質に変化して皮膚に炎症をもたらしてしまいます。これは、やはり皮脂腺が多く分布する背部に多く見られます。
診断は、皮膚検査で皮脂の状態やマラセチアの過剰増殖を調べることができます。日頃から酸化した動物の油分を含む食事やおやつをあげないよう注意を払うことも大切です。そして適正なシャンプー剤で定期的な皮脂洗浄や皮膚の保湿を補うこともとても大切なケアです
スキンケア商品の種類別の特徴(シャンプーや化粧水・クリームなど)
犬の保湿剤には、クリーム、ローション、乳液、ジェルなど様々なタイプのものがあります。
保湿剤の形状は、塗布する場所に分けて使うと良いでしょう。
- ローションタイプ:被毛が多い場所でも塗布しやすい
- クリームや乳液:被毛が少ないお腹などが好相性。残留性が高い。
- ジェル:肉球など表面が硬い部位が適応。浸透性がいい。
- 泡タイプ:簡易的に広範囲に塗布できるデイリーケアとしてオススメ
成分としては、セラミド、ヒアルロン酸、ポリクオタニウム-51、アミノ酸、尿素などが配合されたものが保湿力が高く、皮膚の潤いに期待できると考えられます。
ワンちゃんにおすすめの保湿剤
1位 AFLOAT DOG VETモイスチャライズフォーム 150g
誰にでも使えるオールマイティーな保湿剤。使い方も簡単なので、デイリーケアとしておすすめです。
皮膚病治療中の子には少し保湿が足りないかも知れませんが、皮膚病が治った後のコントロールや皮膚の状態現在落ち着いている子には、保湿効果が十分です。
なんといっても低刺激の保湿剤で、泡で出てくるので皮膚にしっかり馴染み、持続して潤いを閉じ込めてくれます。薬用シャンプー後の保湿剤として、またお散歩後の肉球ケアなど毎日の保湿剤としてお勧めです。
【主成分】
複合セラミド(ユズセラミド・セラミドNP・セラミドNG・セラミドAP・セラミドBOP)・フラーレン・ジラウロイルグルタミン酸リシン・Na・ポリクオタニウム-51・他
【使い方】
適量を肌に直接もしくは手に取り、被毛をかき分けて皮膚に馴染ませます。洗い流しは不要です。
2位 ダームワン
この商品は、アトピーの子向けの保湿剤になります。
セラミドやコレステロール、必須脂肪酸などの皮膚に必要な栄養成分が皮膚バリアの健康を維持してくれます。皮膚の内部へすみやかに浸透するセラミド配合保湿液です。「天然成分(ボルド葉抽出エキス、セイヨウナツユキソウ抽出エキス)」が皮膚常在微生物叢のバランスを整えます。
【成分】
セラミド1、セラミド3、セラミド6、コレステロール、脂肪酸、単糖類、ボルド葉抽出エキス、セイヨウナツユキソウ抽出エキス
3位 ヒュミラック
シャンプー後のかけ流しで、スプレーでも使えるコンディショナー。
高い保湿力で知られる尿素に加え、複数の保湿成分を配合したコンディショナー。シャンプー後、ぬるま湯に加えて全身にかけ流したり、直接スプレーして使用できます。(洗い流し不要)
【成分】
尿素、乳酸、グリセリン、プロピレングリコール
4位 Ta-Ta
ta-taは犬用の飲むコラーゲンサプリメント。
コラーゲンを摂取することで、被毛を始め、筋肉痛・関節・骨・内臓・皮膚・爪の健康維持をサポートしてくれます。しかもパピーからシニアまで全ての愛犬に使えます。
【原材料名】コラーゲンペプチド(牛由来)
Ta-Ta の原材料は記載の通り、1種類のみ!とてもシンプルです。牛肉アレルギーがなければ、どの犬種・全ての月齢の犬に使う事ができます。
Ta-Taの特徴をまとめてみました。
Ta-Taの特徴
●獣医師と共同で5年間の試験により安全性を検証
●人間用と同じ品質レベルの原材料
●牛の皮から抽出したコラーゲンで犬の好みの味。
●保存料・香料・着色料などの添加物はなし。
●吸収しやすいよう1/60に低分子化されている。
コラーゲンは、体の様々な部位を構成するタンパク質の一種です。ヒトの健康食品の成分としてもよく見かけますよね。
例えば軟骨部分に作用して関節機能の維持に働いたり、皮膚の線維芽細胞を刺激して健康的な肌状態を保ったりしてくれます。Ta-Taの原材料であるコラーゲンは、人間用と全く同じものが使用されているので、安心して犬に与えられます。
人工添加物など余分なものが入っていない点も、安心してTa-Taを選ぶ基準の一つになります。
牛の皮から抽出したコラーゲンとしっかり原材料が明記されているのも、安心材料の一つです。5年にわたる研究で給与試験を繰り返しているので、安全性が高いと言えるでしょう。
Ta-Taはこんな犬や飼い主におすすめ!
●足腰の健康を維持させたい高齢犬
●皮膚や毛並みなどの見た目や乾燥が気になる犬
●タンパク質の摂取制限を受けていない犬
●牛の成分にアレルギー症状の出ない犬
●子犬を健康的に成長させたい人
●手作りごはんの栄養バランスが気になる人
●意識的にコラーゲンを摂らせたい人
●安全性の高い栄養補助食品を与えたい人
皮膚や関節が気になる方は、試してみると良いと思います。 その他、安全性の高いコラーゲンを探してい方も試してみましょう。
- ドライフード:Ta-Taを粉末のまま振りかける
- ドライフード:水で溶いたTa-Taをかける(お湯でも可)
- ウェットフード:フードにTa-Taを混ぜ込む。
- 手作りごはん:調理途中でTa-Taを加える。
お湯で溶かす場合や調理する場合、沸騰させても栄養が逃げる心配はありません。ただし、焦がすと成分が変わってしまうので、気をつけましょう。
保湿スプレーの効果的な使い方
保湿剤を使うなら、効果的に使わないともちろん効果を期待できません。効果が期待てできる商品を使うだけでなく、せっかく使うなら最大限効果をもたらす使い方をして皮膚の保湿を高めましょう。
【犬の乾燥肌におすすめ】保湿剤の効果的な使い方
犬の乾燥肌に保湿剤を使う際、以下のことを意識するとより高い効果が得られます。
・被毛をかき分けて肌に直接吹きかける
・1日に2回以上利用する
それぞれ詳しくみていきましょう。
被毛をかき分けて肌に直接吹きかける
犬の乾燥肌に保湿剤を使う際は、犬の肌に直接保湿剤がかかるようにしましょう。
しっかりと被毛をかき分け、地肌に保湿剤を塗布することで効果をもたらします。ただ、毛量が多かったり柴犬のように毛がみつに生えている犬の場合は、手で被毛をかき分けて少しづつ保湿剤をつけるのは大変です。そんな時は犬用のコームで一気にかき分けてあげると、より広い範囲に保湿剤をつける事ができ、とても楽にケアできます。
1日2回以上使う
また犬の保湿剤は1日に2回以上使うことで高い効果が期待できます。
もちろん1日に1回使用するだけでも、良くなることはあります。しかし重度の乾燥肌の場合、1回の保湿ケアでも時間が経つとどんどん保湿成分が吸収されていってしますので、より多くの保湿成分が必要になってしまうのです。そのため犬に保湿剤を使う際には、時間をおいて1日に数回保湿してあげると、より皮膚トラブルの改善が期待できます。
まとめ
医学的にも効果の面においても、獣医師の観点からおすすめする保湿剤4選をご紹介しました。
おすすめの保湿剤
1位 AFLOAT DOG VETモイスチャライズフォーム 150g
2位 ダームワン
3位 ヒュミラック
4位 Ta-Ta
犬の保湿剤は多くは外用薬ですが、Ta-Taのようにインナーケアも併用するとより効果が期待できます。
特にTa-Taは関節ケアにもおすすめできるサプリメントです。牛の皮から抽出したコラーゲンで、吸収しやすいように低分子化されています。
Ta-Taはこんな犬や飼い主におすすめ!
●足腰の健康を維持させたい高齢犬
●皮膚や毛並みなどの見た目や乾燥が気になる犬
●タンパク質の摂取制限を受けていない犬
●牛の成分にアレルギー症状の出ない犬
●子犬を健康的に成長させたい人
●手作りごはんの栄養バランスが気になる人
●意識的にコラーゲンを摂らせたい人
●安全性の高い栄養補助食品を与えたい人
そのため、外用の保湿剤とTa-Taを併用してみると良いでしょう。
また外用の保湿剤の使い方も注意が必要です。保湿剤を使う場所によって、保湿剤の形状を選択すると良いでしょう。
- ローションタイプ:被毛が多い場所でも塗布しやすい。
- クリームや乳液:被毛が少ないお腹などに好相性。残留性が高い。
- ジェル:肉球など表面が硬い部位が好相性。浸透性がいい。
- 泡タイプ:簡易的に広範囲に塗布できるデイリーケアとしてオススメ。
是非外用薬とインナーケアで犬の皮膚の保湿を保ち、いつまでも若々しい健康な毛並みを目指しましょう。