旅は道端から始まった!おすすめ旅行系書籍!!
この本との出会い!!
私がこの本と出会ったのは15年前でした。
なにげに立ち寄ったビレッジバンガード、そして書籍コーナーへ。
ビレッジバンガード書籍コーナーでは、大手本屋さんではあまり見たこともない、マニアックな書籍も取り扱っています。
その時もぶらぶらと何気なく店内を物色。本の題名だけを何気なく見回し、良い本がないかなーっとひたすらぶらぶら。その時、目に飛び込んできた本!それが、タイトル「12万円で世界を歩く」という不思議な題名の本でした。
12万円!?なんだこの金額は?
12万円で世界を!?ずいぶん中途半端な金額だね!!
そう思い、手に取り中身を少し立ち読み!!
あれ、なんか面白そうかも!!
面白そう~。買ってみようかな!
「とりあえず、買ってみるか」と・・・。その時は、本の題名に興味を持ち、まさか、12万円で世界を歩けるわけないよ、と言う疑心暗鬼な気持ちと一体どう言う内容なんだと言う、疑いに近い気持ちで購入してみました。そして自宅に帰り何気なく読み始める・・・・・。
さあ!!読んでみよう!!
「12万円で世界を歩く」とは
貧しい旅でなければ見えないものもある。
旅にガイドブックはいらないと思っている。一枚の地図さえあれば、旅はできると思っている。
なんかこのフレーズ、カッコいいですね~。もちろん内容は貧乏旅行!!
世界各国を旅して、その土地を巡る、しかし予算がかなり限られているという企画。
この本は、1988年6月~1989年12月にかけて、週刊朝日に連載した「12万円の旅」シリーズに加筆したものです!!
本の内容
① タイのバンコクから始まりインドネシア~2000キロ
② ネパールヒマラヤ・トレッキング
③ 韓国一周バスの旅
④ 神戸から船に乗り続けて中国長江に
⑤ アメリカ大陸1万2千2百キロ
⑥ 北京発ベルリン行き列車、28日間世界一周
⑦ インド大陸を列車とバスで横断
⑧ 念願のカリブ海リゾート
⑨ 東シナ海・南シナ海、四つの中国巡り
⑩ ロサンジェルスからひたすら北上、北極圏突入
⑪ タイ国境線をなぞる戸惑いの旅
⑫ 神戸からアテネ、シルクロードを揺らぬく
すごい、本当に世界一周だね!!
世界中周り、とにかくお金をかけられない為神戸から上海まで船で移動(雑魚寝)。お金をかけない旅の知識と方法が書かれています!!
貧乏旅行に、ガムテープが必須!それはなぜか!?という内容などが書いてあります。そんな貧乏旅行の極意的内容です(笑)
ではなぜ私が、この本が大好きでおすすめするかというと!?
作者(下川 裕治さん)が書く町の雰囲気、土地の情景がまずとても好きで、本を読んでいると、実際に現地の蒸し暑さや・食べ物の匂い・町の音・が聞こえてくるような気がして、その世界観にとても引き込まれていきます!!
実際に行ったことのない国が、目の前に味わえる・・・そんな感じです!!
30年ぶり、再び世界を歩く!!
30年ぶりに、下川さん!当時ルート再挑戦!!これには私も驚きました!!
12万円で世界を歩くリターンズ タイ・北極圏・長江・サハリン編 (朝日文庫)
上記は、タイ・北極圏・長江・サハリン編です。
12万円で世界を歩くリターンズ [赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編] (朝日文庫)
上記は赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編です。
おー、リターンズで再び、30年ぶりですよ、私も買いました!!
実質デビュー作の『12万円で世界を歩く』から30年。あの過酷な旅、再び! !
自由度を増したタイ国境の急かされる旅、
ビッグバン中国で空振り船旅、
変わらぬ北極海への泥道ハイウェー。
突き付けられた、30年という時間の重み・・・。
今回はタイと他国の国境をめぐり、北極圏を北上し、長江を遡る旅へ、
予算12万円で過去に旅したルートを辿ります。
さらに「12万円でサハリンに暮らす」ことにも挑戦。
旅は、世界は、変わったか。
作者 下川 裕治さんについて
1954年、長野県松本市生まれ。1978年、慶応義塾大学経済学部卒業、新聞社勤務を経て、フリーに。
著者に「バンコク探検」「週末バンコクでちょっと脱力」「アジアの田舎町」があります。
新聞記者だったんだね!!
最後に
下川裕治さんの著書は、自宅にいながら街の心地よさ、その国の居心地の良さが伝わる作品が多いです!!
今回ご紹介した「12万円で世界を歩く」と同様に、他の本もおすすめです。
自宅にいながら世界旅行、素敵ですよね!是非一度おすすめです!!